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新たな移動手段を考える集い

令和7年2月15日

 全国的な高齢化に伴い移動困難者が増えていることは否めません。ここ取手も例外ではなく、公共交通機関の不便さもあり相乗的に移動環境が問題になっています。市内の移動サービス団体も飽和状態ですでに登録されている会員さんの送迎もままならなくなっています。そんな、移動環境の改善を目的に令和6年7月に新移動手段検討会を立ち上げ市内の有識者に集まってもらって意見を交わし続け、その結果をまとめて市に提言書を提出しました。その後、市の関係部署や関係者と議論を交わし、やっと全国移動ネットの伊藤みどりさんを招いて講演会を開くことになったのです。

 講演会当日は全国的な寒気に包まれていたのに暖かく快晴の絶好な日和になりました。かなり偏った内容の講演会でどれくらい人が集まるか不安でしたが、なんと定員80人のところ92人も来場してくれました。資料が足りなくなり嬉しい悲鳴です。特に、ぜひ聞いていただきたい立場の方が多く来ていただいた事に感謝です。これには、市役所がPRに尽力してくださった成果です。

 宮脇の進行で講演会が始まりました。簡単に今日の講演会の趣旨をお話し、はじめに伊藤副市長からご挨拶とこの講演会の意義を話してくださいました。

 まず、市の現状を知ってもらうために公共交通を司っている都市整備部から市内の交通事情を話してもらいました。そして福祉部からは高齢化による移動の不便さをデータを下に理解してもらいました。次に中央タウンで活躍されている上原さんが今計画している移動支援についてきっかけや思いを語っていただきました。

 休憩を挟んで本日の趣旨である新たな移動手段について全国移動サービスネットワーク事務局長の伊藤みどりさんから非常に有意義な内容の講話をいただきました。移動支援の大事さ、移動手段のシステムのいろいろ、複雑な手続きは必要のないシステムの構築や全国の事例を交えて、とてもとても深くそしてわかりやすい語りで約1時間会場の皆さんの心に訴えられたと思います。今日の講演まで多くの方に関わっていただき、まずはスタート地点にたどり着けたことに感謝します。そして、取手市の移動環境が改善されるように官民一体となって話し合いを続けたいと思っています。

 今回配布した資料は下記リンクでダウンロードできますので、各地域で資料を参考にして話し合い、活動開始につなげていただきたいと思います。

講演会資料:提言書  交通事情  福祉事情  基調講演資料

講演開始 伊藤副市長あいさつ
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大勢の来場者 みなさん真剣
都市計画課 高齢福祉課
活動予定 全国移動ネット 伊藤みどり事務局長

来場者内訳

●市政協力員 18名

●民生員 8名

●自治会 8名(中央タウン、八重洲ニュータウン、藤代、城根、桜ヶ丘、みのわ
        駒場団地、井野台2区)

●活きる 10名

●行政 14名(古河市1名)

●社協 2名

●市会議員 4名(古河市魏1名)

●地域包括センター 7名(なごみの郷3、水彩館1,はあとぴあ2,緑寿荘1)

●その他・団体 6名

●一般 15名

以上92名