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活きるサポート
介護技術勉強会 #3
平成23年10月30日
今年3回目の勉強会です。今回は大盛況で20人を超える参加になりました。参加者のほとんどは取手市および周辺の介護保険事業所のヘルパーさんたちです。活きるのボランティアは今回は2名の参加でした。以前から、市内の介護関係の事業所に声をかけていましたが、忙しい上になかなか新しい技術を取り入れようとしない保守的なところが多いようです。介護については新しい技術や用具が開発されているので、スキルアップを心がけて欲しいと思います。それによって、介助者の負担が減る上に、より当事者の安全や安心が担保され、信頼関係が築かれることになります。
NPO法人活きるの生活支援してくださる活きるサポートのサポーターや移動サービスの運転ボランティアさんは運動機能に問題のある方を多くフォローしていて、身体介助をする機会が多くあります。女性は技術によるコツを覚えることで、また、男性ボランティアは腕力に頼ることなく、腰を傷めないようにし、利用者さんに安心していただけることになります。
プロの介護士さんや介助ボランティアだけでなく、多くの方にこの勉強会に参加していただき、何の為に介助が必要かを知り、そして介助が必要な場面に遭遇した時に適切な対応ができるようになって欲しいと思います。
まずは先生からご挨拶 | お尻を浮かせて、筋力の確認 | 片麻痺の方の立ち上がり介助 |
今回は取手市福祉交流センター・コミュニティルームで開催しました。今回も講師のI先生に指導をお願いしました。若くてハンサム、そしてユーモアを交えた説明なので、女性参加者は説明に引き込まれます。もちろん、男性も・・・3回目の勉強会ですが、はじめての方も多く、又、教えてくださる技術は1回の受講でマスターできるものではないので、前々回・前回の復習を中心に指導してもらいました。何度もくり返し練習して自分の技術にしてからでないと利用者さんに安心して使うことはできません。
先生が立ち上がり介助や移乗介助を、いとも簡単に力を使わないで行う技術を見て、皆さん感嘆の表情です。初めて、ご覧になる方は特に感動ものでしょう。まず、先生がモデルのSばあさんで、細かいコツを教えながら見本を見せてくれます。足の位置、手の位置、手足の運び方などを説明しながら実演してくれます。 その後、実際に練習してもらい、わからないところや間違いを指摘して習得してもらいます。
技術を覚えると同時に教え方も習得し、覚えた技術に他の仲間に教えて欲しいと思います。
移動側の脇の下に頭を入れる | 胸を張るようにして前傾させると浮き上がる | 体を回転させてそっと下す |
担ぐトランス(全く立てない重度の方でも簡単トランス) |
熱心に練習しました
今回も楽しく有意義な勉強会でした。パートナーと何度も繰り返し、確認しながら練習する場面を多く見ました。皆さん、楽しみながらも真剣に技術を身につけようとする姿勢が見れて、とても嬉しく感じました。
次回の勉強会は11月12日(土)に永山公民館の講座室で開催します。今回はベッドを持ち込んでベッド上の介護技術を勉強します。 受講料は無料です。会員だけでなく、家族の介護をしている方や事業所の介護スタッフにも参加していただき、ぜひ腰を傷めない介護技術を身につけて下さい。
お問い合わせ
0297−73−8361
NPO法人活きる事務所 平日の10:00〜15:00
担当 宮脇まで