この度、新車を購入しました。アトレー・スローパーという車種です。ＮＰＯ法人活きるでは福祉移動サービスを展開していて、車椅子の利用者様も多くいます。その方たちの外出支援するために車椅子のまま乗れる車両は必須です。
初めて導入したのは２４時間テレビから贈呈されたアトレーでした。財産のないＮＰＯ法人なので車を買う余裕など全くありませんでした。
次に導入されたのは取手市民の方から１００万円の寄付をいただき、それを資本に座席が外に出てくるアップサイドダウンシートのハイゼットでした。しばらくその２台で活動していましたがアップサイドダウンシートはボランティアさんに評判が悪く乗り換える決断をし、活きるの会員さんから寄付を募ってタントスローパーを買ったのです。
そして、大活躍してくれた２４時間テレビから贈呈された車両も１２年経過して故障が多くなったので廃車して、共同募金会に車両整備助成を申請して受理され、新たなハイゼットスローパーを導入しました。その直後に、同地域で活動されていたふじしろ福祉の会さんが活動をやめることになり、使われていた日本財団管理のハイゼットスローパーをいただき３台体制になったのです。
ここまで使用していた車両はすべて団体からの補助や、好意による寄付で導入したものでした。今回導入したアトレー・スローパーは１００％自己資金で購入したのです。車種や装備、色車体色などすべて好みで決定したのです。貧乏ＮＰＯ法人がコツコツと蓄えた自己資金で買った記念の車両です。きっと利用者様にも喜ばれる選択だと確信しています。大切に乗っていきたいと思っています
そして、今まで活躍してくれた日本財団管理のハイゼット・スローパーはやはり福祉移動サービスを展開している水彩館さまに譲渡しました。まだ、６万ｋｍほどしか走っていないので十分に使えます。本日、水彩館様にその車両を持ち込んだところ、なんと贈呈式が企画されていて、ちょっとびっくりで恥ずかしかったです。そんなに喜んでいただけて、こちらも嬉しいし、寄贈してくれた日本財団様も喜んでくれました。この様子は水彩館様のサイトにアップされました。
